音声が聞こえない・音声遅延

配信中に音声が遅延したり、聞こえなくなったりするトラブルが起こると、視聴者は大きなストレスとなります。また、マイクがハウリングするといったトラブルも少なくありません。

トラブルを未然に防ぐためには、配信前に機材が正しく繋がれているかチェックし、マイクテストなどを行わなければなりません。

登壇者、出演者それぞれのマイクの電源が入っているかも確認が必要です。また、配信用のパソコンのバックグラウンドアプリを事前に消しておくことで、負荷を軽減できます。

万が一、リアルタイムでの配信中に、発言者のマイクの電源が入っていないことが発覚したら、チャットなどを通じて速やかに入れてもらうようにします。

メモリーを消すなどしてパソコンの負荷を軽くしておくことで、配信トラブルを低減することが可能です。

会場の環境設備

事前にオンライン配信に適した場所、会場を選ぶこともトラブルを避けるために必要です。

最もチェックすべきなのは、インターネット回線の速度となります。回線の速度が遅いと、映像や音声が途切れる、止まるなどのトラブルの原因となるためです。

最も安定して高速とされるツールは、占有回線で有線LANといわれています。オンライン配信では使用するツールによって、推奨とされる速度が決められているので注意が必要です。

会場の回線速度を測定し、配信するのに適当かどうか、事前にチェックをしておいてください。配信用のパソコンの環境も同様にチェックが必要です。

また、外からの騒音などによって、講師や発言者の声が遮られることがないか、そして背景の確認をすることも大切です。余計なもの、不要なものが映り込むことがないように配慮しましょう。

配信全体の時間配分・構成

長時間にわたってオンライン配信を行う場合には、適宜休憩を挟むなど、発言者、視聴者のどちらにも負担にならないよう配慮しなければなりません。また、視聴していて飽きさせないような構成を考えることも重要です。

あらかじめ講師や発言者と、時間配分や質問が届いたときの返信方法など、事前に打ち合わせをすることで円滑に進めやすくなります。

録画しているカメラの位置を伝えることで、発言をする際に、視聴者に向けて視線を向けやすくすることが可能です。事前にリハーサルをしておくと、よりスムーズに進められます。

オンライン配信は実績の豊富な会社に相談

ライブ配信のための機材やノウハウも充実している、実績豊富な映像制作会社に相談することで、注意点を踏まえた円滑な配信が可能となります。